『東祥三という男』

三遊亭楽太郎

 知り会ったきっかけは奥さんの規子ちゃんだった。五砂小学校のPTAの副会長をしていた「のりちゃん」から「私の後をやってくれませんか」と言われて私がPTAに参加。
 今から十年以上前になる。夫が東祥三と云う政治家だった。ちょっと太めで押し出しも良くハキハキとした物言いの気持ち良い男で私より少し歳上かなと思ったら一才歳下と聞き、おどろいた。私は初対面、第一印象で人を見る。判らない人はちょっと苦手な人になる。何故なら人にバリアーをつくって自分を隠すタイプだから。人はつきあってみないと判らないと言うが、第一印象は大切。東祥三は、バリアフリーの男だった。ピンと来た。この男は生涯つきあっていくなと。政治家でなくとも友人として仲間として。どちらかがあの世に行くまで、いや、あの世でも。

 話をすると、すぐに日本の今、そして未来、世界の中での日本のあり方を語り出す。私も日本でしか出来ない落語という生業をしているから多少は日本を知り、日本が大好きで多少の屁理屈もこねる。人は論破されると、負けを認めたくない物だが、東祥三は自説を曲げないし愚直に熱く話してくれる。又、よく勉強しているから、この男になら負けても仕方ないと思っている。

 今、国民の安心、安全がゆらいでいる。いや国民の安心、安全を無視した、お題目だけの政治が行われている。何故そうなったのか、我々国民が、自己教育を忘れ、政治離れをし、生活といっても自分の経済だけ何とかなればというワガママな世の中になったからだと思っている。政治のせいだという方々はその政治を選ぶ権利を放棄しているとしか思えない。自分で自分の首を絞めている事に気がついて欲しい。主権は国民にある。その国民から選ばれた代表である国会議員が、特権的に偉そうにしている姿を見ると腹が立つ。官僚以上に勉強し、その官僚を使いこなし、我々の代表として、特権階級でない事を知って、国民に奉仕し、国会でやっていること、起きている事を判り易く地元に伝える活動をする様な人間を選ばなくてはならない。

 適材適所という言葉がある。正に東祥三は政治家しか出来ない男だと思う。天職というなら東祥三は日本の政治家が天職だ。日本が世界で何をするかが判っている。それが、我々の生活にもはね返ってくる時代。
 都立深川高校入学以来四十年以上、このふるさと江東に住み、日本全国を歩き、毎日沢山の人々と会って来て、又、地元にもどってあと何年この江東で生活をし、次の時代にバトンを渡す。そんな事を考える時、私達の住む江東区から、ナゼ!東祥三が国政の場に私達の代議員としていないのだろうと思う。

 東祥三と会う機会は沢山あります。話を聞いて下さい。東祥三は逃げも隠れもしない久々に会った、まっすぐな男です。

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